今日は、千葉県某所に書道と茶道を教えるための教室を作りたいというFさんのご相談を受けた。
今日は、千葉県某所に書道と茶道を教えるための教室を作りたいというFさんのご相談を受けた。僕が35歳の頃から続けている裏千家茶道の淡交会青年部という組織での活動で知り合ったHさんのご紹介である。茶道を初めてかれこれ16年目になった。35歳の時に初めて青年会議所で千元室大宗匠の講演を拝聴して依頼、文化的な活動を通してこの国のために自分ができることを少しずつやり続ける手段として選んだ道である。それまでは川口青年会議所という団体で地域発展のための活動をしてきたものの、その活動が40歳で終わりという中で、やっぱりこういう活動は人生を通して関わり続けることが大切だという思いで、5年間の重なり期間をもってスタートしたのが始まりだった。その活動も15年が過ぎ、すでに青年会議所のそれを上回っている。今では裏千家の埼玉県支部副支部長、川口茶道会、そして何よりも永井先生の社中の弟子の一人として茶道に関わっている。そしてこれからも多分一生関わり続けることだろう。
茶室とは、茶道を行うための空間である。それ以上でもそれ以下でもない。最低限の定めはあるが、やりやすいようにアレンジする幅はある。そもそもこれまで作られてきた様々な茶室には、とんでもないものも沢山あるのだ。今回のご依頼はお稽古のためのお茶室だ。お稽古のためとなると、稽古で使いやすくする必要があるからやっぱり広さは8畳が良い。床の間があって、花月もできて、近くに収納と水屋があって、・・・と欲しいもののイメージが浮かんでくる。書道にも使えると良い。さてさて、どんな形が良いだろうか。