最近は物価の上昇に伴ってリフォームの依頼が増えている
衆議院選挙が街を賑わせているが、どうも国政選挙は市議会議員選挙などと比べると盛り上がりに欠ける気がする。地方選挙に比べてどうしても縁遠い気がするのが原因か、はたまた単純に候補者が少ないからなのか、僕の住む川口市は投票締め切りと同時に結果が分かるような選挙区だからなのか。とにかくこの国を良い方向へ導いてくれる政治家に受かって欲しいものだ。
最近は物価の上昇に伴ってリフォームの依頼が増えている。そもそも日本に建っている築年数が30年くらいの住宅は、まだまだ利用できる状態のものが多く、表面を綺麗にして、ほんのちょっと耐震補強をして、この先何十年も住み続けることができるものが多いのだから利用した方が良いのだ。これだけ空き家が増えている時代に、新築住宅をわざわざ建てる選択をするのも良い。でもリフォームする家が身近にあるならば、やっぱりそれを利用した方が良いと思う。
この事例はホームセンターに勤めるご主人がセルフビルドに取り組みながら、奥様の実家をリフォームし、親子と奥様のお母さんが同居するための家を作り上げた事例である。もともと和室だった部屋の天井を取払い、子世帯のリビングとして利用している。2世帯住宅の場合は、このように適度な距離も持って過ごすことができるようなプランの工夫も大切だ。天井の下から現れた梁を化粧で見せることで、特徴的な空間となっている。