午前中東京都荒川区にて、集合住宅の改修工事現地調査。この計画は最上階のオーナー住宅の断熱改修工事で、主に開口部の断熱性能の向上を行う予定である。数十年前の新築時に建築家が設計したFIXの大開口がたくさんある建築のために、このたくさんあるアルミサッシの開口部をどのように2重構造にするかが課題となった。中には三角形の大開口まであるのだけれど、こういう設を後から2重にするというのはなかなか大変なことなのだ。今回の計画では内窓が作れるように大工工事で下地を組み、その下地にアルミサッシを取り付けることにした。他にもキッチンの回収などの工事もある。小さなエレベーターで資材を搬入しての工事だけに丁寧に計画していきたいと思う。