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今日は古民家の構造補強についての考察を行った

2024/05/22

今日は古民家の構造補強についての考察を行った。築100年程度の古民家の場合は、その構造体が大きく歪んでいたり、基礎がなかったり、シロアリの被害を受けていたり、などの諸問題を抱えている場合がほとんどである。元旦に起きた能登半島地震においてもこうした古い住宅が数多く倒壊してしまった。そしてその中には多額の予算をかけて耐震補強がなされていたものも含まれていたようである。補強をしたのに倒壊、これは大変な問題だ。

僕が昨年おこなった古民家再生の現場では、山辺先生の構造計算を受けながらの補強工事を行なった。補強の基本的な考え方は現行の筋交工法により固めるというものである。開口部をなるべくそのまま残すことができる限界耐力計算という手法もあるが、今回の能登半島地震の結果を見るとやはり筋交を使用する方が強固な構造を実現できることが予想されるので、お寺などその要望に強い意味がある場合でなければ採用するべきではないだろう。古民家の小屋組はまるで3階建てのように高いこともあるので、そのような場合の補強には写真にあるように小屋組の補強も重要である。こうすることで屋根にかかる地震力を基礎まで伝達することができるからだ。古民家らしさを残しながらも有効な補強を行うことで、能登半島地震の時のように壊れることがない、強固な構造体を実現することこそこれからの古民家再生に強く求められることだと思う。そのためには意匠設計者も構造に対する理解を深めることが大切なのである。

田村和也 雑想
インスタグラム町田分室
柳澤和孝 雑想
インスタグラム高崎分室