町工場が建ち並ぶ川口に、様々なシーンを棚が彩る本棚の家が出来ました。 外観は左官で仕上がった正面部分をガルバリウム鋼板の黒い外壁・屋根が覆う形になっています。 内部はラワン材で造作した家具が至るところに配置されています。 以前からお持ちだった階段収納とその上に乗っかるようにして作られた段々家具が、リビングとPCスペースを仕切っています。 床のパインはお施主さんがグレーに塗装したことにより、特徴的な家具たちがさらに浮き上がってきます。 2階は寝室と共有スペースを区切る壁一面のグリット棚がロフト部分までのびて、棚上部に開口を設けることで寝室に柔らかい光を注いでくれています。 これからお子さんの成長や生活の変化に合わせて棚に置かれるものが変わっていき、建築全体の表情が変わっていくそんな風景が楽しみなお家になりました。