1階からロフトへと続く大きな本棚のある家ができました。
この家の敷地は旗竿地のため、中央のボリュームを高くしてハイサイドライトを設けることで、採光と通風に考慮しています。また、道路側に大きなバルコニーを設けることで、温かみのあるファサードにするとともに、室内へと風を導く場となっています。内部では、大きな空間を引戸で間仕切ることで、将来的な変化に対してフレキシブルに対応できるようにしています。庭に面したアトリエでは将来的に教室を開くこともできます。
住宅にしては少しばかりスケールの大きい本棚があることで、面積以上の拡がりと豊かな表情を得て、昇り降りまで楽しくなる家となりました。