埼玉県の坂戸市に土地を買いたいというお話を相談されて実際に土地を見に行くところから家づくりが始まりました。
周りを家に囲まれてはいるけれど視界が開けていて、とても気持ちの良い庭を造ることができそうな土地です。
敷地の中央に立ち、周りを見渡しながら、奥様のお話を伺って、スケッチをしてみました。
ここにはL字型の平屋の様なのびやかない住宅を造りたい。庭と自然につながっていて、京都のベニシアさんのような自然を大切にした暮らしを造ってあげようと思いペンを走らせました。
リビングの中央には薪ストーブを設置しています。家の中央にはやっぱり火があるといいんです。本当の炎を眺めながら過ごしているとあっという間に時間が経ってしまいます。こういうことこそ、豊かな暮らしを造るために欠かせない大切なものだと思います。
ストーブの上には吹き抜けがあり、2階の子供室と緩やかにつながっています。家のどこにいても重心である庭に意識が向けられる配置計画とすることで、家族の一体感が育まれる住宅を造りました。
https://esse-online.jp/articles/-/16951?cx_clicks_art_md=1_img
住まいの設計に掲載いただきました。ウェブマガジンでご覧いただけます。