借景が日常になる住まい

作品紹介

借景が日常になる住まい

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夫婦とお子様一人、三人家族のために建てられたこの住まいは、周囲の豊かな自然を暮らしの中に溶け込ませることを意識して丁寧に設計されました。
南には雄大な富士山と広がる空、東には四季の移ろいを映す松と桜、北には淡く連なる山なみ――。この美しい景観を最大限に取り込むため、リビングはもちろん、キッチンやお風呂、2階の寝室や書斎、子ども部屋に至るまで、すべての空間で窓と景色との関係が繊細に計画されています。どの部屋からも自然の表情を感じ取ることができ、日々の暮らしに静かな彩りを添えています。

この家づくりには、施主ご自身が手を加える「セルフビルド」の楽しみも取り入れられています。特に2階の漆喰仕上げは、ご家族が挑戦した思い入れのある空間であり、住まいづくりそのものが大切な思い出として刻まれています。

吹き抜け部分には障子を設け、やわらかな自然光がふんわりと室内に届く設計に。さらに、西側と北側には外部からの視線を遮りつつ光を取り入れる高窓を設置し、玄関にはトップライトを配することで、訪れる人をあたたかく迎える象徴的な空間に仕上げました。

「つくる」楽しさと「くらす」心地よさが調和した、自然とともに生きる家族の住まいです。

物件担当 宍戸幸大

名 称 借景が日常になる住まい
所在地 埼玉県
竣 工 2025年3月
設 計 ますいいリビングカンパニー 
施 工 ますいいリビングカンパニー
構 造 木造(在来軸組工法)
屋 根 ガルバリウム鋼板縦はぜ葺き
外 壁 ジョリパット吹付仕上げ/一部左官仕上げ
開口部 アルミサッシ
壁・天井 壁:漆喰  天井:EP
床:杉フローリング/カラマツフローリング