世田谷区の桜新町に程近い住宅地に建つ、築27年木造3階建ての住宅です。既存住宅が容積率オーバーの為、購入を期に減築という選択を行いました。元々の台形の平面から三角形部分を減築し、長方形のシンプルな平面となりました。お施主さんはステンドグラス製作の仕事をされており、将来的に自宅でステンドグラスを製作できるよう1階の半分以上が工房となっています。既存床の杉足場板と馴染むように、壁に貼った新規の木材はあえて裏側のザラザラしている面を表に出しています。減築により吹抜け部分がなくなったものの2階の和室がダイニングキッチンに変わり、リビングとひとつながりになった事で広がりを確保できています。