川口市本町三丁目にある診療所を3歳児から 5歳児まで60名の園児が通う保育所にコンバージョンするプロジェクト。
可動間仕切りを開けることでひとつづきの保育室なる、合同保育にも対応可能な平面計画となっており、
その際より視覚的な広がりのある空間となるよう、窓際の個人棚だけ色を濃くし保育室間の連続性を高めている。
床は桧のフローリングを採用し、無垢材ならではの木目の美しさや、香り、柔らかい肌ざわりが子どもたちの五感を刺激する。
保育室の天井には化学物質を吸着し、空気を清浄に変える調質木 炭を敷き込み、床と天井の両方から保育環境の清浄化に務めている。