埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅・古民家再生を行っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
中央自動車道を通ると滋賀県から埼玉県への帰りがけに諏訪がある。このみちは中央アルプスと南アルプスの間を通り抜けるので、とても眺めがよく山好きにはたまらない道である。この伊那谷は寒天などの生産が有名である。同じ長野県でも長野市とはまた違う本当の田舎が味わえる。もう少し進むと諏訪がある。諏訪の地にある諏訪大社の神長官を務めている守矢氏の資料館、及びその周辺の茶室群を藤森照信先生が設計している。非常にユニークな小建築群で、一件の価値ありということで帰りがけに寄ってみた。
写真は高過庵である。入るには梯子を登る。実際に使うのは骨が折れるだろうが、ユーモアあふれる建築としてとても愛着が持てる。大体昔から人は高いところが好きなのだ。藤森建築群は近隣の公民館も加わり合計五件となっていた。建築が街を変えるという現象を目にすることがあるが、この街も藤森建築とともに少し変化したのかもしれない。
