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増井真也日記

15年ほど前に作った東川口の家のリフォームのご相談に伺った。

2021/07/13

午前中は、15年ほど前に作った東川口の家のリフォームのご相談に伺った。この住宅は外壁をガルバリウム鋼板で仕上げ、2階部分の上には屋上を配置し、内部から階段を登ってその屋上に出ることができるようになっている。屋上部分はFRP防水で仕上げていて、その上にウッドデッキを敷いているだが、今回はそのウッドデッキや手摺といった木部の交換、FRP防水のやりかえ、外壁などのガルバリウム後半の塗り替えなどを行うご相談であった。

ガルバリウム鋼板は他の素材に比べるとメンテナンスをしないで良い素材である。この外壁ももう少し先のメンテナンスにしても大丈夫ではあるのだけれど、屋上の防水や木製部分のやりかえを行うためにどうせ足場を組まなければいけないので、この際一緒にやってしまおうという判断をしたというわけである。この家の写真を見ていただくと1階と2階の中間にある水切りがないことがわかる。この水切りがないとガルバリウム鋼板は6mほどの長いままの材料を入れることになるので、現場での施工はとても大変だ。そもそもそれなりに広い敷地や道路がけなければ施工することができない。でもここでは板金屋さんに頑張ってもらって、長物の施工をしたおかげで、ファサードのプロポーションがとてもバランス良くなっている。こういう小さな努力が15年も経って良い思い出となる、これも設計の楽しいところなのである。

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