朝7時過ぎに事務所を出発して埼玉県草加市にて進行中のYさんの家の現場管理へ。Yさんの家では上棟後の大工さんの工事をしている。現在のところは間柱を取り付けたり、金物を締めたりの作業である。現場には木の香りが漂っているのだが、木造住宅の現場の最も良いところはこの匂いだと思う。RCのマンションの改修工事などをしていても、こういう感覚を味わうことはできないもので、やはりある程度のボリュームがある柱や梁といった構造材の存在が木の空気感を作り出すのだろう。
続いて14時より埼玉県桶川市にて進行中のAさんの家の現場管理へ。現在床を貼ったりの作業を行っているところである。いよいよ茶室の内装工事に移ろうということで大工さんもピリピリ感が漂っている。この茶室の床柱には北山杉の天然絞りの丸太を使用することとした。床框も同様に北山杉の天然絞りである。落とし掛けは杉の赤。1000×900もある大きな琵琶棚の天板には同じく杉の無垢材を使用している。普通の仕事と異なり和室の造作に使用する銘木というのは材料費が異常に高い。そういう材料を扱って作業をするということはそれなりの緊張感を伴うものであって、自然と現場はピリピリムードになってしまうのである。