午前中はリビングデザインセンターにて東京都杉並区にて設計中のUさんの家の打ち合わせを行った。年末にかけて設計作業を終え、見積もり金額などについての最終確認等を進める。12時過ぎまで。
15時、埼玉県さいたま市にて新築住宅を検討しているFさん打ち合わせ。古い民家を受け継いできたところを、取り壊して新築に建て替えようという計画である。昔々は食堂を営んでいたらしい。敷地には住宅と食堂の2棟の建築が建っている。僕の会社の隣にも個人経営の食堂があるけれど、こういうお店はだんだん減ってしまっている。なんとなく昭和の匂いのする町の食堂がある景色、そんな小さな歴史遺産なのだろう。食堂の看板は妙にきれいだ。北側だからきれいなんですよ・・・、と言っていたがきっと大切にされてきたのだと思う。なんとなくまっさらに壊してしまうのはもったいないなあなどと考えながらお話を伺う。まずは2棟ある既存建築物の解体にどれくらいの費用を要するのかを調査してみることにした。
今日は成人式である。2022年からは18歳で成人となることが決まった。今から3年後に成人式を迎える僕の息子はぎりぎり2021年に成人式を迎えることになるけれど、2022年生まれの人はもしかしたら3学年合同の成人式なんてことになるのかもしれない。成人の定義が早まることによって、その世代の人にいったいどのような変化が起きるのだろうか。選挙権が持てるとか、ローンが組めるとか、なんだかハッピーそうな権利ばかりが報道されているけれど、権利の裏側には義務が必ず潜んでいるわけだし、ローンが組めるなんて言うのは、ローンを組むのは良いが、結局は返済しなければ破滅への道が待っているわけだから、子供でいられる期間が短くなるという厳しさのほうが勝っているような気もする。
この国の高齢者による高齢者のための国づくりの現状はあまり健全な状況とは言えない。高齢者の投票率が圧倒的に高い中で政治活動を行うわけだから、必然的に高齢者に耳触りの良い政策を掲げる人が多くなるのは当然である。そしてこれから成人する若者たちは、第2次ベビーブームの僕たちが高齢者となった後も支えなければならない、まさに超高齢化社会の担い手となる人たちであり、彼らがもっと早く大人の意識をもって国づくりにかかわるようになるのはとても大切なことだと思う。
僕はこの国にはたくさんの移民が増えると思っている。移民という言葉は使っていないけれど、定住権のある技能実習生はやっぱり移民だ。日本人はこの移民に対してのアレルギーがあるけれど、多民族がごちゃ混ぜになって暮らす国家像は避けて通ることができるものではないだろう。スター銀行には永住権のない外国人向けの住宅ローン商品などもあるけれど、外構人にとって金利の低い日本でお金を借りて家が買えるなどというのはとても良い話のひとつである。僕が暮らす川口市はすでに多国籍地域になっている。みんなが心配してくれるけれど治安はそれほど悪くない。チャイナタウンがあるらしいけれど、要するに中国人が経営する中華料理店や不動産屋さんが増えたということだ。駅前のビルもどんどん中国人の持ち物になっていくけれど、特段の危機感は感じていない。やっぱり共存共栄だ。ニューヨークにだってイタリア人街もあればチャイナタウンもある。かつては日本人街もあったらしい。でもその国が中国人に乗っ取られるなんて心配をしている人はいないのである。