10時より、東京都新宿区にて設計中のHさんの家の打ち合わせ。今日は契約前の見積もり確認、最終的な図面確認などの打ち合わせを行った。今日の打ち合わせでは、床の仕上げ材として杉の厚さ30mmの床板をお勧めした。杉というのはとても柔らかい材料である。どこの地域でも植林されているので全国的に生息している素材ではあるものの、地域によって色合いだったり目の細やかさに特徴があり、特に秋田杉などは赤身の造作材として有名である。床材としても様々な商品が造られており、厚さ15㎜程度の薄板のようなフロアリングもあるのだけれど、その柔らかさゆえにやっぱり床に使用する場合には最低でも21mm以上は欲しいところだ。厚板の場合には、例えばロフトの床などの場合には合板下地や天井をなくして、床板の裏側をそのまま表しにするなどのデザインも可能である。
下の写真は杉の床板で仕上げをした浜田山の家のリビングである。キッチンは左官屋さんが仕上げたモルタルのキッチンだ。杉板の素朴な風合いとモルタルの色合いがとてもよくマッチしており、柔らかいリビングの雰囲気を造り上げている。
