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増井真也日記

自然素材の家づくりの空気環境測定

2022/09/10

埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅・古民家再生を行っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
今日はますいいの自然素材の家づくりの空気環境測定を行った。調査を行ってくれたのは、近畿大学医学部の東教授、東京工業大学環境社会理工学院建築学の鍵教授、中京学院大学看護学部の立木教授、工学院大学建築学科の柳教授他一名である。医学、カビの調査、心理学、空気環境などさまざまな面での錚々たるメンバーが集まって、住環境研究の調査をしてくれている。調査は引越し前のアパート、新築時の住宅、そして今回住みはじめて1年が経った後の環境を測定し、そのあとは冬にもう一度調査を行う。それぞれの環境変化と、住まい手の健康状況やストレス度などを分析し、自然素材の住宅がいかに暮らしやすいかの実証を目指しているのだ。
この家のクライアントのお嬢さんは引っ越しをしてアトピー性皮膚炎がほぼ改善した。以前住んでいたアパートは結露やカビが酷かったことを考えると、おそらく住環境の影響がもたらした変化だと思われるだけれど、こういう感覚的な事象だけではどうも説得力がないのも事実だ。感覚的なことだけれどでも深刻な事象につながることというのはたくさんある。例えばストレスを感じ続けると癌を発生させるなどがそれである。そういう感覚的なことが原因となり、長い時間をかけてある現実を作り出した時、それが体にとって悪い状態だと病名がつく。もちろん全ての要因を取り除くことはできないけれど、家づくりで改善できることはなるべく改善していきたいと思うのである。

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