今日から4日間、母と僕の家族、そして妹の家族の総勢9名で中国北京に小旅行に出かける。僕が高校生くらいのころだろうか、それまで専業主婦だった母が宅地建物取引主任者の資格を取得し、突然始めた不動産業がスタートである。そういえばその前の数年間はハウスクリーニングの仕事もしていた。とにかくこの辺が僕の一家が建築関係を仕事とし始めたスタートである。2000年、世の中は不景気のどん底、ミレニアムか世紀末か、喜んでよいのか不安を感じるべきなのかよくわからない時代、大学卒業後にゼネコンに努めていた僕が母の会社に合流した。一緒に戸田建設を退社した同期の仲間も3年間共に働いた。同じくミサワホームを退社した妻もである。それからかれこれ18年、ずーっと代表だった母が僕に代表を譲ったのが昨年だった。というわけで何となくそれを記念しての家族旅行、理由は何でもよい、家族でよい思い出を残せれば何よりである。
9時の便で羽田から北京へ。天気は快晴、少々肌寒いがとても良い条件だ。まだ2時過ぎなのでそのまま頤和園という巨大な庭園建築へと向かった。ここのスタートは元の時代、都のための貯水池が始まりだそうだ。現在のものは西太后の隠居後の住みかとして作られたそうだが、日本の動揺の施設である金閣寺や銀閣寺と比較するとそのスケールの大きさに驚いた。


橙色の屋根の上には鬼瓦のようなものが乗っている。これは龍を描いた瓦だそうで、棟の先端には龍の子供たちも置かれているのが見えて面白い。雷などで建物が消失することが多かった時代、魔よけなどの意味も込められていたのだろう。