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増井真也日記

知人のYさんのお招きで茶事に参加

2021/01/18

今日は、知人のYさんのお招きで茶事に参加させていただいた。茶事といっても何のことやらという方も多いだろう。茶事というのは懐石料理を食してから濃茶と薄茶をいただくという会合のことで、いわゆる茶道の最も本格的な形といわれているものである。たいていの場合は少人数で行われ、時間にして4時間弱、とても濃密な時間を過ごすことになる。

今回お招きいただいた場所は埼玉県さいたま市にあるYさんのご自宅である。実はこのご自宅、いわゆる庭のある大豪邸の茶室というのではなく普通の集合住宅の1階だ。その住戸のベランダを路地にしたり、廊下のようなスペースを待合にしたり、普段は寝室にしている6畳の和室を茶室として使用し、様々な工夫をしながら茶事をするという創意工夫の設えにまず感動であった。さらにはYさんらしいこだわりの道具を用いての茶事ということで大変楽しませていただくことができた。

なんだか茶道というと庭付きのお寺さんや大きな豪邸というイメージがある。でもそんなもの普通の人はまず手に入れることはできないわけだから、自宅で茶事などということはあんまり思いつくものでもない。でもYさんのように集合住宅の1階でも工夫次第でこんなにも素晴らしい茶事を行うことができるということを実演していただくと、なんだかとっても勇気がわくものである。これなら僕にもできるかも・・・、そういう思いにさせて頂くためのお招きであることは十分承知していたのだけれど、本当に心からそう感じることができた。和の文化は日本人皆の中に育てていくものであるということはわかっていても、やっぱり文化は一部の富裕層のものになりがちな側面もある。普通の家でもできる茶事!!とても素晴らしい体験に心より感謝であった。

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