今日は朝からトラブル対応。日本との電話対応に追われる。
14時ごろホテルを出て、王府井の界隈を歩く。家族はすでに万里の長城に向かってしまったので妻と二人での散歩である。ここは日本でいう銀座というところだろうか。大きなデパートのような建物が立ち並びいろいろなものが売っているけれど、わざわざ中国まで来てみたいものではない。だって日本のデパートとほとんど変わらないのである。
つづいてギャラクシーSOHOを訪問する。ここはザハ・ハディドが設計したオフィス群である。有機的な形態が特徴的な建築で、実際に行ってみるまではよくわからなかった構造的な技術の挑戦が腹の底まで響き渡るような力強い建築である。日本でも本当はオリンピックスタジアムによって実現するはずだったザハの建築だが、数年前の中国にできてなぜ日本では実現することができなかったのかの憤りを感じた。この建築は明らかに挑戦である。技術的には解決されたけれどどうしてよいかよくわからないような手法で実現に向けて一歩を踏み出すか、はたまた工期や費用の理由から手を付けることさえもやめてしまうか、この差は非常に大きい。白い曲面の壁面を造形するステンレスパネルは確かに造りは粗いし、コーキングの精度も悪い。でもそれ何だというのか。挑戦をすることを忘れてしまった民族にどんな未来が待っているというのだろう。この旅を通じて感じたこと、それは挑戦することの大切さである。中国は良くも悪くもいろいろな意味で挑戦している。それに引き換え日本の姿勢はなんとなく弱腰に感じる。「挑戦することの大切さ」この感情は今後のますいいリビングカンパニーにも生かしていきたいと思う。

