10時、東京都墨田区にて新築工事を検討しているSさん打ち合わせ。荒川にほど近い小さな土地に計画している3階建ての住宅のご提案ということで、今回は二つのプランをお見せした。どちらのプランも吹き抜けのあるプランで、1階にLDKが配置されている。一つは南側の外壁沿いに細長い吹き抜けを設けその部分に階段も配置したもの。もう一つは中央部分に建物を貫通するような吹き抜けを設けその両側に居室を配置したものである。どちらも吹き抜けのあるプランとしたのは、周辺を新しい建物で囲まれることが分かり切っている中で1階に配置したLDKに対する採光をどのように実現したらよいかを考えた結果である。吹き抜けというのは温熱環境のことを考えるとどうしても弱点のような気もしてしまうのだけれど、光を取り込む装置としての効果や煙突効果を利用した風の流れの実現に対しては非常に有効な装置ともいえるのである。
約2時間ほどのプラン打ち合わせの後終了。次回に向けて修正案を考えていきたいと思う。
下の写真は伊奈の家の吹き抜けの様子である。2階の上の棟屋まで突き抜けている吹き抜けが1階の居間まで光が降り注ぐ装置として効果的に作用している。
