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増井真也日記

新築住宅を設計中のKさんご夫妻打ち合わせ。

2020/04/25

10時、埼玉県川口市にて新築住宅を設計中のKさんご夫妻打ち合わせ。Kさんは先日南に面する坂道の上の方という恵まれた敷地を購入し、新しい住宅の設計をスタートしたところである。坂の上の土地というのはなんとなく開放感があってよいものだ。想定の断面図を書いてみると2階の床レベルくらいまでしか隣地の家の屋根が来ないので、とても眺めが良くなりそう。隣地の向こう側にあるアパートはさらに低い土地の上になっているし、そのまた向こう側には道路があって反対側の坂に続いているので、2階にリビングを配置したら南側の窓は道路の向こう側の街並みまでは視線が抜けることとなる。土地の購入前からご相談を受けていたので、僕自身も合計3回ほどこの土地に足を運んだのだが、何とも良い家ができそうな気配なのである。

15時、埼玉県さいたま市にて新築住宅の検討中のOさんの家の打ち合わせ。中古住宅を購入し自らの手でリフォームをしながら住んでいる住宅を解体し、建て替えようという計画である。住宅は築60年、リフォームをするのはちょっと気が引ける築年数だ。購入時のローンが残っている中での建て替えということでコスト的には少々厳しそう。構造はコンクリートブロック造という少々変わった工法を採用しているので、解体工事にもそれなりの予算が必要となりそうだけれど、ご家族とお会いしているうちに良い家を造ってあげたいなあという気持ちがむくむくと顔を出してくるのである。

家づくりはお客様の顔が見えることが最もやりがいのあるところだ。同じ建築の仕事をしていても公共建築やマンションのように誰のために造っているのかがはっきりしない状況のものが多い中で、住宅だけは本当に目の前の人のために造っているということが明確である。そしてこの明確な目的があるからこそ住宅の仕事は面白いのだ。Oさんご家族の笑顔のために、何とかプロジェクトを進めて行きたいと思う。

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