15時、埼玉県八潮市にて新築住宅を検討中のMさん打ち合わせ。今日は初回の顔合わせということで、家づくりの流れなどについてのお話をさせて頂いた。
重心のある空間を考えている。住宅の中にたまりとなる場所があると、そこが家族の集う場所となったり、意識が集まる場所となったりする。数年前に軽井沢にある吉村順三氏が設計をした別荘を訪れたことがあるのだけれど、そこには巨大な無垢の木の板を平らに削ったテーブルが置かれているテラスがあった。リビングから連続するテラスなのだけれど、第2のリビングのように人が集い、暖かい季節にはそこでランチをしたりすることがとても気持ちのよさそうな場所であった。屋根のかかり方、トップライトなどのその空間を定義づける建築とともに、大木から切り出したテーブルの存在があることで、重心と呼べるような場所に昇華しているのだと思う。素材の持つ力、無垢の木はやっぱり良いなあの感を改めて思うのである。
