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増井真也日記

建築という仕事はとても面白い仕事だと思う

2022/10/07

埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅・古民家再生を行っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
今日は原田左官工業さんの会社を訪れた。以前から女性の左官職人チームを作るなどの先進的な取り組みでマスコミに取り上げられているので知っている方も多いと思うが、今でも10名以上の女性職人さんが活躍しているというから驚きである。現在は様々な種類の仕上げに取り組み、店舗の内装工事を中心として取り組んでいる。一例ではコーヒー豆を混ぜた漆喰をカフェの壁に施工した事例などのアイデアをご紹介いただいた。もう一つ特筆すべきは、職人を育てる仕組みである。ビデを鑑賞で動きを覚え、そのあと実際に練習をする。塗れるようになったら現場で実践、その繰り返しで人が育つという。背中を見て覚えろの時代ではないのだ。

建築という仕事はとても面白い仕事だと思う。飛鳥・奈良時代に作られた法隆寺に始まり、現在建てられている現代建築に至るまで、人々が過ごす場としての建築は全てその時代に生きる誰かの思想によって設計され、その時代に生きる職人の手で作られてきた。名作といわれる建築を生み出すには、それに関わる人の情熱が欠かせない。人は自分の趣味であれば、命をかけて山に登るし、その苦労も楽しみと化す。そこでは苦労は達成感のための条件であり、その達成感を得るために目標は次々と高く変更されるのが常である。だからこそ仕事と楽しみが一致している人は幸せである。建築家や職人はそういう人の集団が良いと思うのだ。建築は面白い、それを実感できる会社でありたいなあと深く思う1日だった。

 

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