10時過ぎ、埼玉県坂戸市にて工場兼住宅のリフォームを計画しているOさんご夫妻打ち合わせ。坂戸市というところは昨年Yさんの家を作ったばかりで、なんだかとてもご縁のある土地である。今回は鶴ヶ島インターを降りてすぐのところにあるのどかなで農村地帯の中にある建物であった。現場の近くにはなんとダチョウさんが飼われていたりもする。こんなところになぜダチョウ??の不思議を感じながら現地に向かった。
工場は古い楽器の修理や復刻をしている場所で、とてもおしゃれなお二人が楽しそうに楽器を作っている。みたこともない100年以上前のピアノを試しに弾いてもらうと、これ肩聞いたこともないビーンという音色である。ピアノの中身はまるで弦が無数にあるギターの如き様相で、その弦をハンマーのようなもので叩くと音が出る、こういう姿も初めて見るものであった。
ご相談の内容は展示室の内装解体と一部仕上げ工事である。今のところはこれだけしかやらない予定であるけれど、古い建築をリフォームしてある状態で購入し、その先をどのように使うかの悩みをかれこれ3時間ほどご相談しただろうか、この先の展望については無限の可能性がある。周辺の環境を見ても色々な意味でおおらかな雰囲気なので、今後の建築の成長と工房の成長がとても楽しみである。