13時、川口市役所にて保育園の認可に関する審議会に参加。今日は4つの保育園の認可についての話し合いをしたが、そのうちの一つにすごく狭いマンションの1階部分を改修して保育園とする計画があったのでお話したい。
これはものすごく印象深い計画であった。
なぜなら昔の日本家屋のごとき続き間となった保育室で、つまりは0歳児の部屋の隣に1歳児の部屋があったり、その隣に3・4・5歳児の部屋があるという具合に、いわゆる廊下というものが存在しないのである。ということは5歳児がトイレに行こうとすると、0歳児がお昼寝をしている部屋を通っていかなければならないなどの無理な状況が容易に想定される。もしこんな保育園が出来上がれば、総勢50名くらいの子どもたちが、ものすごく混とんとした状況の中に放り込まれることが予想される。場所は川口駅のすぐ近くである。確かに需要はある。川口駅に子供を預けてすぐ通勤、これは便利だ。でも子どもの立場は?
以前アジア最貧国のネパールの保育園を見た。こんなに貧しい環境だから寄付をしてほしいといわれたその保育園は、日本の保育園よりもよっぽど恵まれた環境であった。今の保育園の設置環境は、行政の助成金によって工事をして民間がその運営をするという方式である。この方式はどうしても営利活動だから質の差が生じるわけだけれど、その差の出方を調整するのがまさに僕たちの役割のような気もするのである。
