午前中、東京都豊島区にて子供室の増築を検討中のNさんの家現場打合せ。1階にある寝室の隣に6畳ほどの部屋を増築したいとの事である。増築の場合、確認申請が必要となる場合とそうでない場合がある。防火や準防火の規制がない地域では10㎡に満たない増築であれば確認申請の必要はないとされているのだけれど、今回は準防火地域なのでたとえ1㎡であっても確認申請をしなければいけない事になっている。増築する場合にはもともとの既存建物がきちんと法律に沿って作られているか、つまり完了検査を受けているかどうかが槍や視差の一つの目安となるのだが、もしもそうでない場合には法律に沿っていない部分を改めるなどの対応を求められる場合があるので協議が必要だ。
最近はコロナによる影響で在宅の時間が伸びたことから、増築のご相談を多く受ける。確認申請審査機関も結構柔軟に対応してくれるので建蔽率がオーバーしてしまうというような致命的な場合を除けば、基本的に申請も通りやすくなっているような気がする。そもそも住宅というのは住みながらにして変化するものである。昔の家なんか平屋だったものがいつの間にか2階建てになっていたりの七変化が当たり前だったわけだし、場合によっては3階部分まで増やしてしまっているようなアクロバティックな事例だってあった。日本は地震国だからそれが良いとは言えないけれど、でも個人住宅の世界だけはそれくらいの自由が許されるべき領域であると思うのだ。
12時、構造家の名和研二さんと建築家の佐藤健吾さん来社。現在ますいいで取組んでいる川口市のプロポーザルコンペチームの初の打ち合わせである。ますいいのスタッフからは堀部君を加えて、総勢4名で最高のプロジェクトチームを立ち上げることが出来た。これから3年間にわたる長丁場のプロジェクトだけれど、じっくりと取り組んで街の記憶となるような建築を造り上げていきたいと思う。