昨日の夜もシャワーが出なかったけれど、今日の朝もまた水シャワーである。カトマンズの冬は昼間は暖かいけれど朝晩は4度くらいまで冷え込む。水のシャワーはさすがに危ない。というわけでなんか気持ち悪いけれど今日はシャワー無しである。10時にサキヤさんが迎えに来てくれるというので、それまで周辺の散策をする。雑貨屋さんがあったので入ってみると建築で使用するスケールがあったので100円で購入した。ペラペラだけれど何とか使えそうだ。町の中では世界遺産の寺院の修復作業が進んでいる。カトマンズで起きた大地震によって倒壊してしまった建築群は日本を含めた様々な国の協力を得て修復されているのだ。この現場は木造の寺院である。太い柱に彫刻を施す様子は宮大工の世界だ。


今日はまず日本大使館へ向かった。ちょうど西郷大使も在籍していたので同席してくれた。ネパールの現状と問題点、日本政府のかかわり方などいろいろなお話を伺うことができた。続いてJAICAへ。こちらは政府のODAの運用機関ということで、なかなか民間の質問には答えてくれないようだ。心のこもっていないうわべだけのお話を聞いているとだんだんと苛立ってくる。日本政府からこんな遠くまで派遣されて、そこに日本からの訪問者があったのだからもう少し何とかならないモノかの残念な気持ちであった。
昼食は女性だけで運営されているというレストランでネパールの料理をいただいた。ちなみにネパールの料理はそこのホテルでもレストランでも家庭でも同じパターンで構成されている。真ん中にライスがあり、まめのスープと肉が入ったカレーが椀に入れられており、その横には野菜と辛い漬物が盛り付けられる。付け合わせではモモが出ることが多い。モモというのは日本の餃子のようなものである。このレストランでもとてもおいしいネパール料理を食すことができた。
15時ごろ再びマハブッダゲストハウスへ向かう。ゲストハウスには石山さんとAさん、ゲストハウスのオーナーであるカジさんがいた。カジさんは仏教教会の副会長さんで、このエリアについてとても詳しい見識と人脈を持っている。ここでは石山さんから詳しいプロジェクトについての説明をしていただいた。夕食は地元の国会議員さん御二人と地区長さんと一緒に食べた。まだ歴史の浅い国である。国会議員さんとカジさんの距離がとても近い。地域の代表が国に尽くす、そんな関係が残っているのかもしれない。ここでは地域ぐるみでの取り組みを約束して終了した。良い方向へ進むことを願う。
