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増井真也日記

各プロジェクト打合せ。

2020/12/09

朝礼終了後、各プロジェクト打合せ。

11時ごろ、埼玉県川口市にて水害時の垂直避難設備を造ったIさんの家の現場確認。
埼玉県川口市というところは、荒川反乱時の想定水深が5m~4mと想定されている。水害時には近隣の公共建築や、車で20分くらいのところにある高台への非難を計画されているわけだが、高齢者の住人など避難しきれない人が発生することは容易に予想される。Iさんの家には、90歳を超える明日の不自由な女性と、70歳を超える息子さんが二人で住んでいる。いざという時お母さんをおんぶして避難ができるかどうかの不安は年々募るばかりである。

そこで、家に居ながらにして非難をすることが出来るための装置を開発することにした。この装置はあくまで非常時のみに使用するもので、普段は荷物の上げ下げの為に使用される予定だ。

上下階の移動の為の開口部は、押し入れの床に1m角ほどの穴をあけることで造られた。車いすのままで乗ることが出来るように木製の箱を取付て、いわゆる江戸時代のお屋敷に2階の座敷にお料理を運搬するために造られていた木製滑車の装置のごときものとなった。上下移動は停電時でも行えるように、貨物用のチェーンブロックを取り付けている。各所の段差は小さなスロープを付けることで解消した。箱がぶれることがないように、四方に木製のガイドレールを取付ている。2階に上がれば、地盤面からは3.5mほどは上がることが出来る。まだ最悪の事態の想定水深には届かないけれど、これでたいていの場合は助かることが出来ると考えている。

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