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増井真也日記

台風では千葉県の方で大きな被害が出てしまったようだ

2019/09/10

昨日の台風では千葉県の方で大きな被害が出てしまったようだ。僕の家もの影響でよく揺れたし、川口市内でも屋根の部材が飛んでしまったなどの被害があったようだけれど、屋根そのものが飛ばされてしまったというような被害は見当たらない。しかし千葉県では停電などの被害もひどいようで、この猛暑の中でエアコンが使用できないという状況もあるようだ。またもや観測史上初、想定外・・・最近本当にこういう現象が増えているように思える。

日本のインフラが想定している風の強さとか、建物の強度とかを上回るような自然現象が起きるとき、いつも思うことがどこまで強度を強くすればよいのかの問題である。例えば今回の台風で横浜の港の壁が崩れてしまった被害があったが、あの一つの被害の状況を受けてすべての防波堤の壁の厚さを倍にするなどの行動に移ることが正しいのかはよくわからない。もしもそういう発想になるのだとしたら、国家要塞化計画のごとき方向に進んでしまうであろうが、そんなことを実行する予算もないし、そんなことをすれば美しい景観といった魅力はすべてなくなってしまうであろう。

そうではない一つの手法としては、人が暮らすエリアや地域の考え方を再構築するという方法がある。すでにこうした研究は進められているようで、僕には想像することしかできないけれど、例えば首都を移転して災害が少ない地方で皆が暮らすとか、例えば津波の被害にあった東北のように高台に人が暮らす制度を整備するとか、がちがちに固めるのではなく人のほうが移動して被害から逃げるという発想のほうが長い人類の歴史から発送するに自然な行動のようにも思えるのである。

今日は東京大学の某研究室にて会議に参加。中国の内装業界についてのお話ということで、端的に言うと中国国内の大量のマンションストックをリフォームしていくための事業展開を、日本の住宅産業をモデルに構築したいという内容であった。僕に関係があるのかないのか・・・、あんまりないような気がするものであったけれど、縁あってお話を伺ったのでお役に立てることであれば協力させていただきたいと思っている。が、しかし今の日本が抱える先の都市問題を解決する話とあまりにもかけ離れるバブル的なお話に当惑する一日であった。

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