15時、旧知のライターさんの渡邊さん、谷内さん、介川さんのお三方より、工務店機能を有する設計事務所としてのコロナに対する対策などについての取材を受ける。なんでもリフォーム業界へ向けたコロナの中での営業活動についての啓もう活動を行うことが目的とのこと。ますいいとしては、電車通勤を避けたり、昼食時の外食を避けるために調理師さんによる昼食を取り入れたり、マスクを着用したり、消毒をしたり、ZOOMによる打ち合わせを採用したり、・・・まあおそらくほかの会社でもやっているような対策を順次取り入れて試しているというような状況である。こうした対策をしているうちに、分室からでも本社サーバーにアクセスできるようにVNPサーバーでを取り入れたり、ネットワーク型のCADを導入したりの業務環境改善にも着手したのだけれど、このような動きは職場の効率化にも寄与したような気もするのでもしかしたら他社さんにも参考になるかもしれない。
終了後、渡邊さんと谷内さんを招いて自宅で食事会。自宅にはすでにさんかくの家のクライアントである田中さんが来ていて、妻と二人で歓談していた。10年ぶりくらいだろうか、そもそもこんな風に集まって食事をするなど初めての機会である。渡邊さんは雑誌「住まいの設計」のライターさんとして扶桑社に勤めていたころ、僕が初めて取材を受けた鳩ヶ谷の家の取材に来てくれたのがお付き合いの初めであった。それ以来何件かの取材をしていただいたのだが、今から10年ほど前に渡邊さん自身の家を造らせていただいた。それが船橋の家である。
この家の大黒柱は埼玉県の杉を使用している。大きな屋根を支える柱はこの家の象徴的な存在として立ち続けている。障子のはめ込まれた大窓の向こう側には庭があり、窓辺と庭は地続きの関係となっている。一段下がったキッチンは、そこに立つととちょうど目線が居間に座る人と同じ高さになるように作られている。さんかくの家、船橋の家、ともに強い思いを込めて作らせていただいた住宅のクライアントとこうして10年以上ぶりに集まって食事会を行うことができる・・・、こんなことも住宅という仕事の素晴らしいところだと思うのである。
