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増井真也日記

ようやく熱が下がり体調は回復したものの

2019/01/13

ようやく熱が下がり体調は回復したものの、さすがに風邪をうつしてはいけないので社中の初釜には参加も出来ず、今日も一日家で過ごすことにした。家に3日間も連続でいるなんてことはめったにない。以前寝込んだのは何年前だろうか、思い出すことも出来な行けれどこれはこれでなかなか良いものである。今日は落合陽一「日本進化論」を読了。少子高齢化の日本がどんなふうに問題を抱えていて、でもどんなチャンスがあるんだよという内容であるが、こちらはどうも頭に入ってこない。最後には若い世代をつぶさないでというメッセージを受け取るも、具体的な方策の類が込められている書物ではなかったように思う。まあ、新しい考え方の一つとして読む分には良いのかもしれない。落合陽一の父は落合信彦である。こちらは僕が大学生くらいの頃にはまっていたいわゆるハードボイルド物の小説や、ノンフィクションと称した脚色された物語を次々と出版していた方である。もう何年も読んでいないけれど、若い頃にはだいぶ楽しませていただいた記憶がある。息子さんの本も当時のお父さんの書物と比較してみるとなかなか面白い。当時の落合信彦は冷戦、諜報機関、オイルマネー、アメリカ・・・そんなキーワードで世の中を切り、そんな中で激しく生き抜くさまを描いていたのに対し、今の落合陽一は超高齢化社会、さらには若者の無意欲とか、高齢者の権力独占とか、高齢者による高齢者の選挙制度とか、日本の内に潜む問題を浮き彫りにし、それに対する解決策を示している。時代は変われど、親と同じことをしているのだ。彼が今後どのように実業とアカデミズムのはざまを泳ぐのかはわからないけれど、なんだかおもしろそうな期待は持てるのである。

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