今日は日光東照宮の裏千家お家元による献茶式に参列した。客殿と社務所は丹下健三氏による設計で、なかなか面白い建築である。この建築は大屋根が写真の角に見えるV字型の鉄骨柱によって浮かされており、それ以外に垂直力を受ける柱は存在しない。夜景だとよくわかるのだけれど、ガラス面が光っている上に屋根が浮遊している様子はその構造的な特徴をよく表している。神社建築というのは屋根の建築である。そもそも神殿というのもは神を祀る以外に用途はないので、いかに荘厳な雰囲気の中で空間を構成するかということに尽きるのだ。
献茶式は本殿において厳かに開催された。僕はといえば約1時間超の正座に身動きができないくらいの痺れ状態になってしまった。情けない限りである。
