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増井真也日記

設計中のMさんの家

2019/07/19

平屋の住宅についてスタディーをしている。これまでもいくつかの平屋の住宅を造ってきたし、今も群馬県前橋市にて設計中のMさんの家では平屋を採用しているのだけれど、これは条件がそろわないとそうそうできる事ではない。平屋というのは、何よりも地面と接している暮らしを営むことができるのでよいと思う。畑をやったり、花が咲き誇る庭を眺めたりの行為はやっぱり2階よりも1階の居間のほうがやりやすい。中庭を造ったりの工夫も生かしやすいのが平屋である。中庭を囲むように配置した住宅では、中庭を介した部屋同士のつながりが生まれたりの楽しさもある。ただし土地の面積がある程度広いことが条件となるので、とても贅沢な選択なのである。

写真にある住宅は、埼玉県さいたま市に造った平屋の住宅だ。クライアント自身が設計事務所の方で、ご自身で住宅のイメージを明確に考えられていた。つまりは自分の家は自分で考えるのタイプの住宅だ。この住宅では家の中心部に中庭を配置している。一部分だけ2階、というよりロフトのようになっており子供部屋としても利用できるようになっているのだが、その部分が外部から見ると外観のアクセントになっているのがわかる。神社などにもあるこのような大きな屋根の美しさは日本人にとってあこがれなのかもしれないなあと思うのである。

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