今日は裏千家の淡交会という団体のメンバーで卒業茶会なる茶会を開催した。淡交会というのは読んで字のごとく、茶道を通して淡く交わる会である。要するに裏千家茶道をたしなむものの交流の場であるのだが、今日は総勢50名ほどのお客様をお迎えするゆったりとした茶会であった。何百人ものお客様が来場する大寄せの茶会だと、なかなかこういうゆったりとした時間を持つことはできないし、役割分担に従っててきぱき物をこなすという感じになりがちなのだけれど、今日は僕もお点前をしたりの余裕もあってなんだか久しぶりに茶道を楽しむことができた一日であった。
茶道を通してつながる仲間というのは良いものだなあなどと改めて感じつつ、こういう文化が無理なくみんなに広まってくれればいいなあと思ったりもした。茶道はお金がかかるから・・・、正座が堅苦しくって・・・、などの否定的な意見はしばしば耳にするわけだけれど、誰だってこの国から和の文化が消えてなくなってしまえばよいと思うわけではない。むしろ京都の町を見て美しいと思う心は、誰の中にでも存在するはずである。無理なく・・・つまり自分らしく茶道をたしなむ、茶道でなくとも文化とともに生きるのでもよいと思うが、こういうことはやっぱり良いことと思うのである。