今日は朝から近所のIさんのお宅訪問。Iさんは僕がこの仕事を始めたときに、たまたまポスティングをさせて頂いた珪藻土に関する記事をお読みいただき、ご自宅のリフォームをさせていただいてからのお付き合いである。今から約20年ほど前、あの頃は現役の千葉大学の教授のIさんと、東京大学に通うお嬢さん、順天堂医科大学の医師を務める奥様というなんだか信じられないようなスマートなご家族に驚きながらの仕事であった。Iさんのお母様もまだ70歳くらいだったからとってもお元気だった。奥様がお亡くなりになり、お嬢様はアメリカでの生活を始められ、お母さまは90歳を超えるご高齢となった今ではあるが、大学をご勇退されたIさんは相も変わらず精力的で、専門分野のお仕事に忙しそうに活動されている。
今日はそんなIさんのご自宅の緊急避難施設造作に関する大工さんを交えた下見を行った。原理はいたってシンプルである。押入れの一部の床を解体し、もっこでお母さんを釣り上げるというもの。押入れの床の半畳分のスペースは障害となる下地もなく、その上には梁を仕込むことで釣り上げの機器を取り付けることができそうである。釣り上げるための道具はチェーンブロックが良いかと考えているが、滑車の真下にくるチェーンが人にあたってしまうのではないかの心配もある。この辺は一度実験をしてみないとよくわからないのである。
夕方、東京都文京区にて設計中のKさんの家打ち合わせ。今日は実施設計の中盤段階ということで、各部屋の展開図などを見ながら詳細部の確認作業を行った。21時過ぎまで。