午前中、埼玉県上尾市にて新築住宅を設計中のHさんご夫妻打ち合わせ。いよいよ基本設計の終盤戦である。今回はじっくりと3週間のお時間をいただいて、間口が2730mmの広い舞台のような階段を持つプランのプレゼンテーションの2回目を行うこととした。広い階段が好き・・・、というご要望にこたえる形で生まれてきた広い階段室は、リビングとダイニングの中心部分に面するように南を向いて配置されている。この階段は部分的にソファのように座ることができ、そこに座ると目の前に薪ストーヴがある。もちろんストーヴの向こうには庭が見える。隣のダイニングスペースからも、反対側の隣にあるリビングスペースからも庭に面している。家のどこからでも意識される庭は、この住宅の重心として、つまりは心のよりどころのような存在としてそこにある。畑の作業をしたり、日向ぼっこをしながらくつろいだりの場であり、家の中からぼうっと眺める場でもある。住宅には重心となる庭があるのが良いと常々思っている。外部と柔らかくつながる住宅はまるで農家さんの小屋のような、自然と一体となる暮らしの場として魅力的に機能するはずなのである。
14時、東京都新宿区でリフォーム工事を行っている円通寺さんの現場確認。今日はクロス屋さんがクロスの張替作業を行っている。暑い中、本当に丁寧に作業をしていただき感謝感謝である。