今日は裏千家の淡交会青年部の関東第2ブロックという団体で、楽直入先生を講師にお招きしてのon-line研修会というものを主宰させていただいた。楽先生は千利休が茶碗を造らせたという焼き物師の長次郎の子孫で、15代目のお家元を務めていた方である。今は息子さんに家元を譲って、直入という名を名乗りながら茶碗づくりを行っているということだが、様々なお話を伺うことができた。ある軸に書かれた言葉で「楽中の苦、苦中の楽」という言葉を紹介してくれたが、楽家という重荷を背負って茶碗を造る事への苦労は大変なものなのだろう。でもこの言葉は僕たち普通の人の普通の生活にも当てはまるような気がするのである。
コロナの影響でこのような団体の活動はことごとく中止となっている。ある団体に所属していることによって定期的に顔を合わせていた人と実際にお会いする機会が極端に減っているなかで、ZOOM等のツールを利用して開かれる会合は結構貴重なものとなっているような気がする。アフターコロナの時代にも同じようなZOOM等のツールを利用した会合が開かれてもよいのではないかと思うほどに利便性は向上しているし、逆に全国どこにいても参加できることを考えるとリアルな会合よりも便利なこともあるのかもしれない。リアルな会合とZOOMによる会合のハイブリッド開催なども一つの方法だろう。何かがあると時代は変わる。コロナ影響もきっと僕たちの暮らしを大きく変える原因となるのであろうが、人と人とのリアルな関係だけは大切にしていきたいものである。