都内のマンションで暮らす共働きのご夫婦。
コロナ禍により、リモートワークに生活がシフトしたことを機に、
「二拠点生活ができたら。」という奥様の夢が実現することとなった。
奥様の思い出深い実家の土地を譲り受けた、セカンドハウスの計画である。
23坪のコンパクトな佇まいの2階は、潤沢な陽光と里山の景色を取り込み、
眺望を楽しむための開口を設けたリビングとし、
大勢の人が集えるようコの字型のベンチシートを造作した。
また、1階は土間とダイニングキッチンとし、知人がふらっと寄れる雰囲気となる空間とした。