朝礼終了後各プロジェクト打ち合わせ。9時30分、東京都中野区にて新築住宅を設計中のIさん打ち合わせ。最後のコスト調整を行ってきて、大方ご予算の範囲内に収めることができたなかで、やっぱりここはこういう仕様がいいかなあと言う部分についての打ち合わせを行った。ますいいでは一つひとっつのお値段をお客様と共有することによって、仕様について細かい部分まで一緒に悩むことができるようにしている。
例えば玄関のドアをアルミ玄関にするか、木製の玄関にするかについて考えるとすると、アルミの玄関ドアの場合は玄関自体が20万円に2万円の枠材として、それを木製玄関ドアにすると10万円のドアに3万円の金物がついて5万円の枠が必要となるというような具合がある。はたまたパントリーの収納棚板を自分で作ると3万円ダウンというような単純な話もある。ビニルクロスは嫌だから、左官屋さんの補助人工を4人頼んで、それ以外は自分でセルフビルドを行うとビニルクロスとほとんど値段が変わらないで漆喰を採用できるなんてこともある。とにかく細かく細かく、一行一行の金額を精査した結果の打ち合わせなのである。
11時、埼玉県川口市にて土地の購入予定のWさんご夫妻打ち合わせ。現在進行中の川口市の現場のすぐ近く、敷地から屋根が見えるところにある古い住宅を購入し、解体して建て替えるという計画である。今回は中庭型のプランを考えてみた。実はこのプランはクライアントのWさんがスケッチを描いてくれたプランなのだが、それを書き上げてみるとなかなか良い。こういうスケッチをかける施主というのはそもそもセンスが良い。自分の家はこんな風にしたいなあという理想ができている。つまりはとても良い家ができるクライアントなのである。
中庭型のプランというと数年前に造ったW邸を思い出す。Wさんは大手の設計事務所にお勤めの方で、このプランは自分自身で考えたものだ。確か新幹線の行帰りで描き上げたというプランを持ってきて、この通りに造ってほしいといわれたことを記憶している。設計事務所に勤めている方の家やハウスメーカー・ゼネコンマンの家造りがとても多いますいいなのだが、その中でもとても記憶に残るプランだったのでご紹介しよう。

15時、東京都中野区にて新築住宅の設計中のSさん打ち合わせ。Sさんと先ほどのIさんはご兄弟同士ということで、今回は同じ敷地に二つの家を建てるという計画である。同じく最終見積もり段階の打ち合わせを行わせていただいた。
18時、筑波大学の石塚先生が私の茶室に遊びに来てくれた。以前何度か講演会を拝聴したことがあるのがご縁で、それ以来のお付き合いをさせて頂いてきたが、なかなか成長することができない茶道家である私にとって本当に貴重な先生の一人なのである。今日もいろいろなことを学ばせていただいた。本当に感謝感謝なのだ。