11時、川口市長面談。3月からいよいよ僕が実行委員長を務めている川口住みやすい街2年連続NO1記念川柳コンテストがスタートする。様々な住宅地の中から住みやすい街として2年連続で選ばれたことはやっぱり嬉しいことだし、こういう事を住んでいる人々がもっと意識をすることで、さらに文化的で暮らしやすい街になっていくきっかけになるのだと思う。この選考は住宅ローンの専用銀行であるアルヒさんがポイント制で公平に評価した結果だというから、例えば地価が上昇してしまえばそれがマイナスとなって次年度は選ばれなかったりもするらしいのだけれど、よりよい街へと変わっていけばそれくらいのマイナス点は吸収してしまう事であろうと思うのである。
街というのは生き物である。特に文化などという形のないものはイメージとして定着するまでに様々なきっかけが必要となるし、それを定着させるには多くの時間もかかるであろう。川柳のコンテストなどというのは一つのきっかけにすぎないわけだけれど、住みやすい街というテーマで何かを考えると言う事を多くの市民がやることは確実によりよい街をつくりたいという思いに繋がっていくと思う。そしてその思いが何らかの形になった時にそれが文化的な何かだったり、例えば街がきれいになる事だったり、例えば街が安全になる事などに、つまりさらに良い街に繋がってゆくのである。街は政治家がつくるものでも、行政がつくるものでもない。街はその市民のものだと思う。このイベントが少しでもそれに寄与してくれることを願う。

15時、埼玉県川口市にて設計中の某家打ち合わせ。この家は江戸時代末期に造られたとても古い建築群を有していて、それを改修して住宅として利用しているのだけれど、この度その建築群を登録文化財に申請することを目指している。今日はご協力いただいている東京芸術大学の小林先生による所見が出来上がったと言う事で打ち合わせを行った。古い建築は絶対に造ることが出来ない町の文化遺産である。50年という時間は建築にとってはかなりの時間である。だってほとんどの建築は50年を過ぎる前に壊されてしまうのだ。江戸末期・・・、100年以上の時間を経た建築を再び作るには江戸時代末期から今までと同じだけの時間が必要なのだ。何とかその魅力を次の世代へとつなげていけたらと思うのである。