10時過ぎ、4月8日に亡くなった祖母の49日の法要で川口市芝にある長徳寺に参集した。このお寺さんは鎌倉建長寺派の臨済宗のお寺さん、いわゆる禅寺だ。禅寺というのは座禅堂があるところが他の宗派との違いだと思う。京都などの観光地で座禅体験会などを行っているお寺さんを見かけるけれど、このお寺では月に2回日曜日の早朝に座禅会を開催している。それ以外には・・・、僕にはまだよくわからないというのが正直など頃だ。今日は雨が降ったりやんだり、なんだかいかにも法要というお天気だ。待合から本堂に移動しお経をあげ、納骨を行ってという一連の流れ、親族だけが集まってのささやかな式である。
おばあちゃんのおかげで最近あんまり顔を合わせることがなくなっていた父方の親戚との交流が復活しそうだ。茶道を初めたことがきっかけで、禅寺の檀家になろうと浄土真宗から改宗し、お寺さんを千歳烏山から川口市の禅寺に移して一年、偶然にも父の姉が嫁いだ家のお墓がこの度新設した我が家のお墓のすぐ隣の列にあることが分かったのである。本来の目的ではないけれど、親戚のお墓にも手を合わせての談笑。こちらも最近お墓を新しく直したらしく、朱字で入っている建て主の叔父の名前を見つつ独特な意匠の解説を聞いた。消して意識したわけではないが、偶然のお近づきに何だかみんなよかったねの一言であった。
僕は何となくお寺とか神社が好きだ。勝った負けた、成功失敗のごとき世の中の雑念や景色のようなものが入り込まない空間だからこそ、心を落ち着け自分自身と向き合うことが出来るのだと思う。これからはこの川口市におばあちゃんの眠る墓があるのだ。月に一度くらいは足を運ぶことにしようと思う。