緑豊かな田園地帯が広がりどこか懐かしい風景を思わせる今回の敷地。
1階の革製品を製作する作業場にはご主人のこだわりの道具に囲まれた空間があり、構造合板と梁アラワシの天井と革収納の構造体で作った棚が趣味のアンティークと相性の良い空間となるようしました。2階には夫婦の趣味の本が壁面に収納され、眼前に広がる秩父連山と富士山を切り取った窓、間仕切りを最小限とした広々とした空間に構造の梁で柔和に空間を分割しました。
セルフビルドでは床・天井の塗装、漆喰左官はお施主様の兄弟や友達も参加し真剣に楽しく取り組んでる姿が印象的でキッチンのタイル貼りは奥様が最後まで丁寧にやりきりました。
趣味と自然に囲まれたこの住宅でゆったりと時を過ごし暮らしていって欲しいと思います。