16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんによるスピーチが話題になりました。十代の学生たちが世界中で運動をおこし、未来の地球のためにメッセージを伝えていました。そのメッセージには、「私たちの活動には、大人の皆さんの力が必要なんです。」という言葉がありました。
2019年は大きな台風が2回関東地方を襲いました。気候変動による自然災害がその勢いを増す中で、建築に携わる私たちにはできることがあるのではないかと思います。そこから目を背けて建築を造り続けることは、間違っていると思います。
だからこそ、ますいいは日本の山を守るために国産材を使用した家づくりに取組んでいくことを決意します。
「山の豊かさが川を通じて、海に恩恵をもたらすことは広く知られています。山の樹木から落ちた葉や、森の土壌に含まれる多くのミネラルをはじめとする様々な物質が雨水や地下水に溶け込み、河川を通じて海洋に運ばれ、植物性プランクトンを大発生させて、それが貝類や動物性プランクトンの餌となり、やがて小型魚、大型魚と食物連鎖が進んでいきます。「海を豊かにしているのは山の森」、その山を整備するにはやはり人手が必要です。山を整備してくれる人々、つまり林業に関わる人が暮らしていくためには、その山でとれる木を売らなければいけません。地域の山を育てる人、地域の山の木で家をつくる人、地域の山の木で作った家に暮らす人、こういう関係性が成立する事こそが僕たちの暮らす自然を守ることにつながるのです。」
