ホーム 増井真也日記 新建築住宅特集にますいいリビングカンパニーの取り組みが紹介された

増井真也日記

新建築住宅特集にますいいリビングカンパニーの取り組みが紹介された

2023/01/05

まだ仕事始めではないけれど、今日から少しずつ動き始める。午前中は川口市役所挨拶回り。午後は裏千家埼玉県支部新年会に参加した。

今年は新年早々、新建築住宅特集にますいいリビングカンパニーの取り組みが紹介された。以前から紹介してきた、川口市が浸水被害にあった時のための避難小屋の計画である。クライアントは元大学教授のIさんだ。Iさんは僕がこの会社を作った時に知り合った。当時は壁の漆喰塗り替え工事をやらせていただいたことを記憶している。以来20年間のお付き合いである。当時Iさんには奥様がいた。二人のお嬢さんも同居していた。今年で100歳になるお母さんもまだ若かった。奥様は亡くなり、二人のお嬢様はすでに家を出た。75歳と100歳の老老介護の二人暮らしである。いざというときに近くの小学校や公民館に迅速に避難することなど到底難しい。そもそもこの地域には何十万人もの住民がいる。入り切るわけがないのである。だったら自分の敷地の中に避難できる場所を作ってしまえ、の発想である。

住宅の仕事をしているとその家族の一生にお付き合いすることになる。どれだけ寄り添ってその家族の要請に答えられるか、建築を通して、そして建築以外の部分でも、とにかくできることはなんでも答える、それが町医者的建築家の姿勢である。作って終わり・・・ではないのだ。作った時が始まりなのである。

このプロジェクトは大学の後輩である佐藤研吾君(コロガロウ/佐藤研吾建築設計事務所)と一緒になし遂げた。佐藤くんには心より感謝したい。詳しくは紙面にて紹介されているのでぜひご覧ください。

TOP▲