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増井真也日記

大工造作による洗面化粧台

2022/10/11

埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅・古民家再生を行っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
ますいいリビングカンパニーでは自然素材を使用した健康にやさしい住宅を作っている。健康住宅というと仕上げに漆喰を使用したりの工夫が多いが、本質的に考えていくと様々な化学物質を放出するベニヤなどの新建材を使用しないというのが最もシンプルなものとなるだろう。近年の家づくりはベニヤなどを使用することが当たり前となっている。しかも気密性が向上しているので高濃度の化学物質にさらされる危険がある。それを回避するために24時間換気というものが義務付けられているのだけれど、昨今の電気代の高騰の時代に24時間も換気をし続けるなどできることなら避けたいことだ。さらに、外国産の構造材は消毒などのために薬品がかけられており、これらの揮発による化学物質の蔓延も気になるところだ。
そこで、ますいいでは構造材に国産の杉・檜を使用し、内外部にベニヤ板を使用しないで作る家を提供している。写真はその家の大工造作による洗面化粧台だ。下地にベニヤを使用しないために床組のように根太で骨組みを作りその上に天板を貼った。幕板は杉、鏡の枠は栗で作っている。この住宅では、引越しするまでひどかった小さなお嬢さんのアトピーが改善するという好結果を得た。こうしたアレルギー性の症状はストレスや環境など様々な原因によって発症するわけだが、真面目に作った家が悩まされている方々にとって、一つの解決策になれば良いと思う。

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