今日から3日間は研修のために九州を訪れている。羽田から飛行機で福岡空港へ。コロナが始まってから飛行機には乗っていなかったので、久しぶりの飛行機である。空港に雰囲気は以前と変わらないようだ。僕がこうして移動しているのだからみんなもしている、だいぶ元通りに戻ったということなのだろう。福岡空港から待ち合わせの博多駅までは地下鉄で10分ほどだ。とても移動が楽だと感じるが、これくらいのコンパクトな都市へと東京も変換されていく必要があると思う。人口減少の時代ここまで広がりすぎた首都を維持し続けることはおそらく困難になってくるだろう。
福岡といえば数年前に東京と争ってオリンピックの誘致をしていたことを思い出した。もしも福岡で開催していたらいったい何が起こったのだろう。今更になって当時の汚職が事件になっているが、磯崎新先生と石山修武先生が福岡について誘致合戦を戦っていた理念はとても崇高なものだったと記憶している。福岡、中国や台湾を巻き込んだアジア圏の創造という理念が実現すれば、今のごとき争いの中心ではない別の形のアジア圏が生まれていたかもしれないと思うと、現在の都市の規模による経済力から判断をしてしまったこと、なんとも惜しいことをしたなあと思うのである。