埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅・古民家再生を行っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
今日はお盆休み前のバタバタとした1日であった。午前中は川口市で取り組んでいる旧本町診療所内のコマームナーサリーという保育園の設計に関する打ち合わせ。この建物は古い診療所あとを改修して、2。3階を保育園に利用しようというもの。1階ピロティー部には車椅子用の駐車場が計画されているが、どうやらこれが条例に違反するようだ。とはいえ後から道路拡幅が行われ、結果的に違反となってしまったのだから悪意はない。でもそのまま確認申請を行うこともできないわけでやっぱり駐車場はなくすということで決定するしかないであろう。こういうシチュエーションはリノベーションならではの難しい局面であるけれど、それを嫌がれば全てを壊して再建築するしかないの破滅的結論になってしまうわけだから、「壊さない建築家」を標榜する僕としては、これも環境保全のための大切な活動と考え丁寧に突破していくしかないのである。
午後、新たな設計ソフト導入に関する打ち合わせ。
続いて埼玉県さいたま市にて進行中のAさんの茶室現場確認。
夕方、埼玉県越谷市にて弓道場のある住宅を作りたいというSさん打ち合わせ。開発申請の関係からまずは住宅部分だけを作り上げることになり、いよいよ確認申請の段階である。超ローコストへの挑戦なのだけれど、セルフビルドを積極的に取り入れたいSさんであれば何とかなるであろう。セルフビルドにはロマンがある。自分の家は自分で建てるの実践は多くの可能性を示してくれる。もちろん全てのことを行うのは難しいが、例えば屋根と外壁部分だけを作り上げてしまって後は自分でやるというようなハーフビルドであれば、やる気があればできないはずはないのだ。何もしないでローコストを目指せば、建売住宅の餌食になるしかない。だってこの世界には、同じものを大量に作るという大量生産の塩酢による手法しかないのだから。でもセルフビルドは違う。自分のための家づくりを行うことは労働ではない。労働ではないからこそ、時間をかけてこだわりの作業を経済という呪縛から解放されて行うことができるのである。