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増井真也日記

子どもたちが安心して暮らせる未来を今からでも作れるかもしれない

2022/07/14

埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅・古民家再生を行っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
午前中は年に一回発行している「ますいい通信」の取材で、埼玉県上尾市にあるHさんの家に出かけた。チルチンびとにも紹介されているHさんの家はとても健康に配慮した住宅だ。その取り組みの一つを紹介すると、例えばベニヤ板を一枚も使わないで作っている。構造材は全て国産の檜と杉である。その他の下地材も全て国産の材料だ。建具枠などには国産広葉樹を使用した。国産広葉樹というととても高級な素材のように聞こえるが、ますいいでは毎年二十本ほどの、栗、山桜、鬼胡桃といった丸太を購入し、製材して1年ほど乾燥させた材料を常に400枚ほど確保しているので、中国産の安い造作材と同じくらいの値段で手に入れることができるのだ。つまり国産広葉樹の高いイメージは、ブランド化された新木場などでの値段の高さであり、山での価格はそうでもないと言うことなのである。

そもそもこう言う家づくりをしようと考えたきっかけは、子どもたちが安心して暮らせる未来を今からでも作れるかもしれない、そんな思いであった。親から子へ受けつぐことのできる大切なものとして家を造るからこそ、愛着がわき体にやさしく、そしていつの時代にも変わらぬメンテナンスのできる健康・自然素材を利用していきたいと考えているのだ。

■ 地産地消の考えで地域の自然素材を活用
奈良県の吉野で採れる檜や杉材などの国産材を使用
■ 人に優しい住宅を作る
気密層の内側には合板、ビニルクロス、新建材などは極力使わない。
■建築を省エネ化し環境に配慮する
建築の構造や素材を上手く組み合わせることで温熱環境性能の向上を行う、パッシブ LCCM の住宅を目指す。
こうした家づくりを今後も続けていきたいと考えている。

午後、東京都中野区にてリフォームを検討中のIさんご家族打ち合わせ。一つの家に八人が集まって暮らすことになったと言うことでのリフォームである。集まって住む、それはとても良いことだ。でもやわらかく区切られた程よい距離感がないと、どうしてもうまくいかないことも出てきてしまう。そこをどううまく解くか、よく考えて提案していきたいと思う。

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