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増井真也日記

恩師の石山修武先生の個展に足を運んだ。

2021/06/10

今日は恩師の石山修武先生の個展に足を運んだ。場所は先生の自宅である世田谷村のある千歳烏山にある板金屋さんの工場である。工場の壁に展示されている作品の多くは今回のために作られた護符、銅版画が施された金属片の作品であった。今日はすでにオープニングから数日が経過していることもあり、多くの作品は僕も知っている知人たちによって購入されてしまっていた。その中でも最も存在感のある牛の護符、いいなあと思ってみていると「それは早稲田大学の渡辺先生が購入したよ」の一言。先を越されたなあの感であった。それにしても絵画から始まり、彫刻にいたり護符となるとまるで石山教の再現である。早稲田大学の教授時代、本当に早稲田の教祖のような存在であった石山先生だが、これはいよいよ本当にそんな感じになってきた。まあ僕にとっては昔からそんな存在であったのでたいして変わらないのであるが・・・。

人生の中で恩師と呼べるような存在に出会えたことは何よりもの幸せであると思う。普通に生きているだけではなかなか出会うことはできない人、親ではなく、でも親のように自分自身を厳しく見つめてくれて、そして愛情を持って指導していただいたと実感のできる存在、僕にとっての石山先生はそんな存在だ。今の僕は47歳、そろそろ僕自身がそんな存在にならなくいてはいけないなあと思うのである。ますいいにいるスタッフ一人一人と向き合って、そんな存在になってい行くことを目指そうと思う。それが「順送り」、石山先生から引き継いだバトンを次の世代に渡すことになるのだろう。

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