埼玉県川口市にて工務店機能を兼ね備える建築家として、自然素材を大切にしたデザインで注文住宅を造っています。(分室 東京都町田市・群馬県高崎市)
午前中、埼玉県所沢市のNさん宅にて瓦がずれているのご相談の調査に伺う。Nさんは僕が通った早稲田大学の先生である。以前2階ほどリフォームを依頼していただいたのだけれど、こうして何度もご依頼いただくということは何よりも嬉しいことである。建築の仕事というのは、家にも入るし、家族にも顔を合わせ、家の構造から設備までを工事するのであるからこそ、まず何よりも信頼関係が重要であると思うからである。屋根の上に上がって調査をしてくれたのはいつも屋根工事を依頼している山内さんだ。結果は瓦が一枚割れているとのこと、部分補修のお見積もりをさせていただくことをお約束した。
午後、東京都内で小さな土地を探して家を建てたいというご夫妻と打ち合わせ。コロナで地方への移住が進み東京都の人口が減少し始めたとのニュースがあったが、それも束の間、最近はまた増加傾向にあるらしい。ますいいでもこれまで結構たくさんの狭小住宅をつくってきた。一番最初に作ったのが、三角の家である。この土地は板橋区の成増駅から徒歩圏内にある三角形の土地だ。初めは四角い家が建っていたのだが、それを解体すると本当に直角三角形の土地が現れたのである。お母さんとお子さんが二人で安心して暮らすことができるように、三角形の土地をくるりと包み込むように外壁を作り、外周部からの採光は最小限にして吹き抜けの上部から光が降り注ぐようなプランとした。狭小住宅は土地によって様々な表情となるものである。さてさて今回はどのような土地が見つかるか、楽しみにお待ちしようと思う。
